2017.04.25

メッセージングアプリLINEの現状

LINE事業の2013年4－6月期の売り上げは97.7億円前年同期比で32.75倍という飛躍的な伸びを見せました。
背景にあるのは、スマホの爆発的な普及と、それに伴うコミュニケーションの形の変化です。
PCをベースにしたメールから、携帯が普及してＳＭＳに代わって、スマホによってキャリアの垣根を超えたシンプルなメッセンジャーに代わりました。
とLINE株式会社の森川亮社長が言うように、スマホへの移行で複雑になったメール事情を、電話帳に登録し合ってれば友達。
という形で、よりシンプルに、よりリアルな関係を重視して人同士を繋ぐツールになったことが受け入れられました。

ユーザーベースを確保した後に問われるのはマネタイズです。LINEでやりとりするスタンプを販売するのは、もっとも直接的なビジネスだがそれにとどまらず、昨年、ラインの幹部は「プラットフォーム化」を宣言。
LINEで築いたユーザー数とユーザー同士の繋がりを最大限に活かすべく、ゲームやカメラ、漫画、占い、天気予報、クーポンなどジャンルを広げて多方向に展開し、スタンプ頼りにならないよう収益源を増やす試みを続けています。